FMEAにおける7段階アプローチ

新しいFMEAの構造とステップ

新しいFMEAに関する検討を行っていると、どうしても製品実現におけるリスクへの管理・対応などが必要になってくることが見えてきます。ISO/TS 22163では製品実現におけるプロジェクト管理の中で「リスク及び機会への対応(取組)について触れられているのですが、IATF 16949では明確な要求事項がありません。

そこで、APQPの各フェーズを細かく見ても、各段階でのリスク及び機会に対する要求事項は無いことから、新しいFMEAを適用し実施した結果を製品実現プロセスに反映していくもうひとつのプロセスの存在が浮かび上がってくることになります。

APQP自体があまり頻繁に見直されていないこともあり、その各フェーズに対して、FMEAで得られたリスク及び機会を反映していく必要性が出てくることになります。それは、DFMEA、PFMEA、そしてMSRという要素に対して段階的に必要になることが想定されます。

組織各位様へIATF 16949の構築ご支援を行うときに、これらの事項について展開する方法を如何にご提供するのか、という課題が浮かび上がってきました。

今後、新たにSI’sとして本内容が公開されるのか、それともAPQPの更新・改訂で明確化されるのかは現状では何とも明言出来ないところですが、いずれにしても何らかのアナウンスが関係機関から公開されることになると想定しています。