【陸上自衛隊・88式地対艦誘導弾SSM-1】
初期画像にあるのはこのシステムの管制卓であり、指揮統制装置(Communication Control Unit)又は射撃統制装置(Fire Control Unit)で、システムの中心となる装置。これは演算装置と繋がり制御しています。飛翔体の射程距離は"To Be Determined"です。
2010年12月6日付けでJAQGのサイトにSJAC 9110及びSJAC 9120規格原案が公開され、それに関するパブリックコメントを12月16日まで受付ています。パブリックコメントはさておき、ここで公開されているそれぞれの規格原案は、AS 9110及びAS 9120に相当する規格であり、航空・防衛産業における整備組織各位並びに販売組織各位様向けのセクター規格の一部となっています。
・SJAC 9110(AS 9110規格同等)
「品質マネジメントシステムー航空分野の整備組織に対する要求事項(Quality Maintenance Systems - Aerospace - Requirements for Maintenance Organizations)」が記載された規格で、AS 9100(JIS Q 9100)規格と併用して使用・適用する。
・SJAC 9120(AS 9120規格同等)
「品質マネジメントシステムー航空、宇宙及び防衛分野の販売業者に対する要求事項(Quality Management Systems - Aerospace - Requirements for Stockist Distributors)」が記載された規格で、AS 9100(JIS Q 9100)規格と併用して使用・適用する。
両規格ともにその中でAS 9100(JIS Q 9100)規格を参照していることから、構築には勿論ご本尊の規格を理解しておくことも必要になります。また、現在規格開発が進んでいるAS 9104-1における適用範囲の区分(下記参照)にも配慮しておく必要があります。
・Single-Site
・Multiple-Site
・Campus
・Several-Site's
・Complex
なお、これらの組織構造の明確化とそれに対するQMSの適用は現在認証取得している組織各位にも移行・更新審査等で確認が実施され、2012年7月までに実施される各種の審査でその検証が行われます。現在の規格移行スケジュールとして承認されている内容は下記のようになります(IAQGの資料より抜粋。邦訳版資料はこちら)。

新しいAS 9100(JIS Q 9100:2009)規格においては、その要求事項や審査・認証ルールがISO/TS 16949とかなり似通ってきたような印象を受けます。母体となるICOPがIATFと人的な関係があることがその要因かもしれません。規格要求事項の内容においてもリスクマネジメントや、プロジェクトマネジメント、そして製造工程設計とまでは要求していませんが、それに近い表現があり、既存のQMSに対してかなりの改造が必要になることはご承知のとおりであり、今更申し上げるまでも無いでしょう。
なお、これから本セクター規格を構築し認証取得をお考えの組織各位様は、審査時にある程度(約1年間)のエビデンスが求められます。よって、従来のような代行製品製造プロセスでの審査は困難・不可能になります。本件の詳細につきましては組織様をご担当されているCB(Certification Bodies)各位様に御相談下さい。
なお、本規格類の新規構築、移行等に関しましての御支援・御質問等は、弊社宛こちらからお気軽にお問い合せをお願い申し上げます。
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