新しいFMEAの登場

NEW-FMEA.jpg現在、AIAG及びVDAとの間で新しいFMEA手法の開発が進んでいる。その原案ともなるYELLOW-BOOKも既に発行されており、そのレビュー内容を盛り込んだ正式な版が2018年5月に登場する予定となっている。そのようなことからIATF 16949へ移行される組織各位は勿論のこと、他のセクター規格を構築及び/又は運用しておられる組織各位も注意が必要になる。また、APQPとの同期も盛り込まれていることから、この適用にはAPQPなどのプロジェクト活動も必須となることが想定される。

他のコアツールであるMSAやSPCについては、多くの組織がアプリケーションを利用しておられることから、一般のセミナー参加によってそれらの知識を得るよりも、アプリケーションソフトを提供している企業が開催するセミナーの方が詳細にそれらの知識を得ることが出来るかもしれない。今更、電卓を使って%GRRを算出するなど時間のムダ。ただし、MSA手法をはじめとする計量値や計数値などに関する理論・仕組み等は熟知しておく必要がある。そのようなことを総合して考えればアプリケーションソフトがどのような動作をし、異常時にはどのようなメッセージが発出され、その原因が何かを詳細に知るためにはやはりそのアプリを開発・販売している企業の説明が利用者にとっては一番効果的。

今後はAiが進化すれば、FMEAもソフトウエア化され容易に故障モードを知ることが可能になるかもしれないが、もう暫くは机上での検討が欠かせないようです。