(注記)本項目における内容は、規格名称及び用語等を除いて弊社固有の解釈記述によるものです。無断利用、複写、転用、引用等は一切お断り申し上げます。

今やISO 9001に基づく活動は企業・組織にとって必須のツール
近年、重大な企業不祥事が多発し、顧客からの信頼が失墜しています。「顧客ニーズの満足」及び「継続的改善」を行いながら企業は発展し、益々の顧客各位様や社会からの信頼を得なければ、やがては淘汰されてしまいます。そのためには社内及び関係者各位で各種情報を共有し、いち早く対応がとれる体制が必要になります。これらのスムースな活動を行うためにも必要となるのが組織としての標準です。それを容易に実現することが出来る規格がここで解説する「ISO 9001(JIS Q 9001)規格」です。2005(平成17)年に施行された「日本工業規格への適合性の認証に関する省令」とは密接な関係にあり、新JISマーク表示制度には必須とも言える認証規格です。

場合によっては、ISO 9001に追加するために制定された、有害物質プロセスマネジメントシステムである「HSPM(Hazardous Substance Process Management」を要求する顧客も増加しています。このHSPMへの対応は、IEC QC 080000規格を参照願います。

ISO 9001適用に関する御注意
ISO 9001を構築する場合、その適用範囲に御注意下さい。本社、事業所(工場)、営業所を複数有する組織様の場合、特定の事業所に特化して構築するケースが多いようですが、他の側面(CSR・内部統制・他の規格へのステップアップ等)を考慮した場合、海外事業所を含む組織すべてを適用範囲とし、統一(1本化)されたシステムとしての構築及び運用を御推奨致しております。

その理由のひとつと致しましては、特定の事業所だけでのISO 9001活動においては、内部顧客だけを意識した活動が主体となりがちであり、真の顧客(外部顧客・消費者)に対するニーズの満足が欠落する可能性があることです。

ISO 9001とは、どのような規格か
ISO 9001規格は大別して、8つの大きな項目・要素から成り立ち、要求事項が記載されています。その概要は次のとおりです(序文は省略)。
1.適用範囲
2.引用規格
3.定義
4.品質マネジメントシステム
5.経営者の責任
6.資源の運用管理
7.製品実現
8.測定、分析及び改善
(各項目をクリックして戴きますと、詳細な解説ページへ移動します)

ISO 9001のファミリー規格としては次のような規格があります。
すべてを適用しなければならないという事ではございませんが、構築及び運用又は継続的改善等の指針として参考になりますのでご一読を推奨致します。なお、規格の版は改訂されている場合がございますので、御確認をお願い申し上げます。
ISO 9000:2005(JIS Q 9000:2006)
「Quality management systems - Fundamentals and vocabulary(品質マネジメントシステム−基本及び用語)」
ISO 9004:2000(JIS Q 9004:2000)
「Quality management systems - Guidelines for performance improvements(品質マネジメントシステム−パフォーマンス改善の指針)」
ISO 10002:2004(JIS Q 10002:2005)
「Quality management -- Customer satisfaction -- Guidelines for complaints handling in organizations(品質マネジメント−顧客満足−組織における苦情処理の指針 )」
ISO 10005:2005
「Quality management systems - Guidelines for quality plans(品質マネジメントシステム−品質計画書の指針)」
ISO 10006:2003(JIS Q 10006:2004)
「Quality management systems - Guidelines for quality management in projects(品質マネジメントシステム−プロジェクトにおける品質マネジメントの指針)」
ISO 10007:2003
「Quality management systems - Guidelines for configuration management(品質マネジメントシステム−構成管理の指針)」
ISO 10012:2003
「Measurement management systems -- Requirements for measurement processes and measuring equipment(計測マネジメントシステム−測定プロセス及び測定機器の要求事項)」
ISO/TR 10013:2001
「Guidelines for quality management system documentation(品質マネジメントシステムの文書類に関する指針)」
ISO/TR 10014:2006
「Quality management -- Guidelines for realizing financial and economic benefits(品質マネジメント−金融及び経済的利益を実現するための指針) 」
ISO 10015:1999
「Quality management -- Guidelines for training(品質マネジメント−教育訓練の指針)」
ISO/TR 10017:2003
「Guidance on statistical techniques for ISO 9001:2000(ISO 9001:2000のための統計的手法に関する指針)」
ISO 19011:2002(JIS Q 19011:2003)
「Guidelines for quality and/or environmental management systems auditing(品質及び/又は環境マネジメントシステム監査のための指針)」
注記
:本規格はすべてのマネジメントシステム規格に共通して適用される規格であり、審査登録機関との間で定期審査工数の軽減を申請する場合(ASRP適用「ASRP:Advanced Surveillance and Reassessment Procedures」)等には、内部監査及び/又は第二者監査プロセス等に本規格を適用する必要があります。

JIS関連規格
JIS固有の規格として、次のような種類があります。なお、規格の版は改訂されている場合がございますので御確認をお願い申し上げます。
JIS Z 9020:1999
「Control Charts - General guide and introduction(管理図 一般指針)」
JIS Z 9021:1999
「Shewhart control charts(シューハート管理図)」
JIS Q 2001:2001
「Guidelines for development and implementation of risk management system(リスクマネジメントシステム構築のための指針)」
JIS Q 9023:2003
「Performance improvement of management systems - Guidelines for management by policy(マネジメントシステムのパフォーマンス改善―方針によるマネジメントの指針)」
JIS Q 9024:2003
「Performance improvement of management systems - Guidelines for procedures and methodology for continual improvement(マネジメントシステムのパフォーマンス改善―継続的改善の手順及び技法の指針)」
JIS Q 9025:2003
「Performance improvement of management systems - Guidelines for quality function deployment(マネジメントシステムのパフォーマンス改善―品質機能展開の指針) 」


弊社コンサルティングについて
ISO 9001規格要求事項及び関連する要求事項等に従って、貴社組織固有の品質マネジメントシステムの構築を行い、活動しながら品質マネジメントシステムを改善し、より良い「ISO 9001品質マネジメントシステム」の維持管理とそれらに基づいた活動方法をご提供させて戴きます。これからISO 9001を構築しようとお考えの各位様はお気軽に「お問い合わせ」及び/又は「お見積もり」請求を下さるよう、重ねてお願い申し上げます。



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