どうなる?ISO/TS16949:2002規格の次期改訂
【某社様における弊社主催のISO/TS16949:2002規格解説風景】
このところ名古屋市内を始めとし、近隣の都道府県(特に岐阜県)も猛烈な暑さで、連日気温が35℃を超える日々が続いています。そんなこともあってか、仕事の後に飲む冷えたビールが一番美味しく感じられる季節かもしれません。
さて、皆様も既に御存知のとおり、ISO9001:2000規格の改訂(追補版発行)が今年の秋(予定では10月)にも行われようとしていますが、関係する各種のセクター規格の改訂状況も気になるところです。以前にもこのBLOGで御案内致しましたように、航空宇宙防衛関連規格であるIAQG9100:2008/9規格につきましては、そのBallot Draft版が2008年5月14日付で発表されていることもあり、既に多くの関係各位様が御存知のことと思われます。このドラフト版はISO/DIS9001:2007規格をベースとしており、正式なISO9001改訂発行を受けてSI版が発行される予定です。
では、ISO/TS16949:2002規格の次期改訂はどうなるのでしょう。ISO/TC176レポートによれば、2008年5月にセルビアのノビサドで開催された第25回総会で、このISO/TS16949:2002規格をISO9001:2008との整合をはかるための編集的な修正を行うことを意図して、IATF(International Automotive Task Force)に要請することが報告されておりますが、それを受けてのIATF側の発表はまだ無いようです。また、ISO/TSやISO/PASS規格等はISO規格化への見直し(廃止を含めて)を定期的に行うこともルールとして制定されており、そのような側面からの規格動向も気になるところです。
ISO/TS16949:2002規格が発行されてから既に6年が経過し、その間にIATFは5項目の要求事項に関するSIsを公表しています。その中でも最近発表された”SI 5 06”は構築中及び運用中の組織各位様に直接影響を及ぼす内容(規格要求事項であり、現在は審査対象項目)となっていることもあって、現在発行中の規格への盛込み・反映は必須事項です。そのようなことから、遅くとも来年(2009年)には改訂された規格が登場するのでは・・と誠に勝手ながら推測しています。なお、TS2認証取得ルールについても9項目の追加事項(SIs)がありますので、一読されておかれることを推奨致します。
上記のリンクでもお分かりのとおり、今まではIAOB(International Automotive Oversight Bureau)のサイトにISO/TS16949:2002規格に関する情報の多くが掲載・発表されていましたが、新たにIATF公式サイトが2008年6月に開設・公開されて、従来のIAOBのサイトから、それらの内容が移管・追加されています。
この先、詳細な改訂情報等が入手出来れば、また本BLOGに記載したいと考えております。
今年の夏はどうやら酷暑となり、その暑さも当分は続きそうで、個人的にはビールの本数(消費量)も増えそうです。各位様におかれましては体調管理には十分な御配慮をお願い申し上げると共に、学校が夏休みということもあり、通勤時等における車の運転には御注意下さい。
【お勧めのTS関連参考書】
最新の規格要求事項(SIs)等が盛込まれた解説書です。これからISO/TS16949規格を構築しようとお考えの組織各位様(品質保証部門等のISO推進御担当各位様)には最適です。
ISO/TS16949要求事項の徹底理解
