法規制の順守
6月14日(土曜日)、いつものように仕事に取りかかろうとしていたところ、朝からとんでもないニュースが飛び込んできました。そう、地震です。マグニチュード7.2、震度6強という強烈な地震によって多くの方々が災害に遭われて(巻き込まれて)しまいました。地震は何時やってくるか分らないので恐いな・・・そんなことを考えながら、ISO/DIS 9001を再度読み返していました。
今年の秋にも追補版として発行される予定の本規格ですが、現行のDIS版には、法規制への順守が強く強調されています。ここ最近、記憶に新しい食品偽装や毒ガス原料(ホスゲン)の無届け製造等、次々と法規制を順守していなかった結果としての不祥事が発覚しています。このような不祥事は決してあってはならないことなのですが、法規制の順守という面から、現在海外向けに製品製造活動を行っておられる組織各位様(海外の子会社を含む)は、安全保障貿易に関する管理プロセスをあらゆるマネジメントシステムの中で定義し、保有し、活動されているでしょうか?
特に製造製品を輸出される場合や技術供与される場合には多くの法規制があり、それらを順守しなければなりません。しかし、順守しなければならない内容やそれらの事項が組織の要員各位様に周知されていなければ、最悪の場合には法規制が順守されず、法律違反をしてしまうことにもなりかねません。そこで、組織固有の各種マネジメントシステム(ISO9001、ISO/TS16949、AS9100等)に、製品や製造技術に関する輸出管理を規定した文書(キャッチオール規制を含む)を策定・制定し、承認を得た後に、それに基づいて活動することを推奨致します。それには当然ながらマネジメントシステムにおける「顧客関連プロセス」(場合によっては、供給者管理関連プロセス等も該当)も含まれ、対象となることは申し上げるまでもないでしょう。
これらの詳細につきましては、経済産業省の安全保障貿易管理HPに詳細が掲示・公開され、関連文書もダウンロードすることが可能となっていますので、そちらを是非参照願います。
【お見舞い】
今回の「岩手・宮城内陸地震」で被災された方々には慎んでお見舞い申し上げます。
