ISO/TS16949初回登録審査
【春ですね:名古屋国際会議場にて】
先日、弊社・小職が御支援を担当させて戴いている企業・組織様のISO/TS16949:2002(以下、TS2と略します)規格における初回登録審査が終了しました。審査というものは何度経験しても緊張するもので、あそこは押さえて(抑えて)あるか、あのエビデンスは大丈夫か、はたまたパフォーマンスは・・・等、つい余計な心配をしてしまうものです。当該事務局として構築運用推進を御担当された一部の方々や主担当者各位(部門横断チーム長)様にとっては大変な御苦労があったことは百も承知しており、大変お疲れさまでございました。
多くの部門・部署叉は関連する組織が適用範囲対象となる可能性があるこのTS2規格は、その構築の難易度が高く、コンパクトな組織様ほど、構築が容易なことは周知の事実です。また、顧客数が少ないほど、その対応も容易であり、顧客数(特に海外顧客)が5社を超えると顧客固有の要求事項がそれぞれに異なる場合も多々あり、顧客免除申請を含めて各種の活動にも注意しなければなりません。
審査結果としては、メジャーな不適合への指摘は皆無であり、多少の是正は必要なものの、手続きを経て登録されることは間違い無いのですが、すぐにやってくるであろうサーベイランス等の為にも活動をより一層堅固なものとし、継続的改善を実施され、より良く、業界をリードするような自動車部品・製品の供給を行って戴ければと今後の活動に期待致しております。
このTS2に限らず、多くのあらゆるマネジメントシステムにおいて、予防処置があまり多く計上されていないのが実情のようなのですが、普段の業務活動においては文書・記録類がなくても、実際には組織内部において多くの予防処置や予知保全活動が行われていることから、是非とも文書化等をされることを重ねて各位様にお願い申し上げたいと存じます。
今回の初回登録審査では、事業所適用範囲が幅広く、海外支援事業所を含めた複数の企業組織間にわたってTS2規格を適用していることもあり、審査側としても大変御苦労されたようです。出来上がったQMSは初期の状態ではある意味で「重たい」かもしれませんが、組織要員各位様に徐々に周知(教育・訓練)されていく過程を経て、継続的改善の一部としての軽減化及びより効果的な整合化が当該組織各位様によって図られるものと思われます。
今年は小職が御支援を担当させて戴いている他の組織様のTS2審査も控えています。また、セクター規格を含めて構築に着手あるいは構築が進みつつある組織各位様も多数いらっしゃることから、来年度も忙しい年になりそうだな〜と思いながら、花冷えのする日に、七分咲きくらい?になった桜の花を一人で眺めておりました。