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2008年03月30日

ISO/TS16949初回登録審査

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【春ですね:名古屋国際会議場にて】

先日、弊社・小職が御支援を担当させて戴いている企業・組織様のISO/TS16949:2002(以下、TS2と略します)規格における初回登録審査が終了しました。審査というものは何度経験しても緊張するもので、あそこは押さえて(抑えて)あるか、あのエビデンスは大丈夫か、はたまたパフォーマンスは・・・等、つい余計な心配をしてしまうものです。当該事務局として構築運用推進を御担当された一部の方々や主担当者各位(部門横断チーム長)様にとっては大変な御苦労があったことは百も承知しており、大変お疲れさまでございました。

多くの部門・部署叉は関連する組織が適用範囲対象となる可能性があるこのTS2規格は、その構築の難易度が高く、コンパクトな組織様ほど、構築が容易なことは周知の事実です。また、顧客数が少ないほど、その対応も容易であり、顧客数(特に海外顧客)が5社を超えると顧客固有の要求事項がそれぞれに異なる場合も多々あり、顧客免除申請を含めて各種の活動にも注意しなければなりません。

審査結果としては、メジャーな不適合への指摘は皆無であり、多少の是正は必要なものの、手続きを経て登録されることは間違い無いのですが、すぐにやってくるであろうサーベイランス等の為にも活動をより一層堅固なものとし、継続的改善を実施され、より良く、業界をリードするような自動車部品・製品の供給を行って戴ければと今後の活動に期待致しております。

このTS2に限らず、多くのあらゆるマネジメントシステムにおいて、予防処置があまり多く計上されていないのが実情のようなのですが、普段の業務活動においては文書・記録類がなくても、実際には組織内部において多くの予防処置や予知保全活動が行われていることから、是非とも文書化等をされることを重ねて各位様にお願い申し上げたいと存じます。

今回の初回登録審査では、事業所適用範囲が幅広く、海外支援事業所を含めた複数の企業組織間にわたってTS2規格を適用していることもあり、審査側としても大変御苦労されたようです。出来上がったQMSは初期の状態ではある意味で「重たい」かもしれませんが、組織要員各位様に徐々に周知(教育・訓練)されていく過程を経て、継続的改善の一部としての軽減化及びより効果的な整合化が当該組織各位様によって図られるものと思われます。

今年は小職が御支援を担当させて戴いている他の組織様のTS2審査も控えています。また、セクター規格を含めて構築に着手あるいは構築が進みつつある組織各位様も多数いらっしゃることから、来年度も忙しい年になりそうだな〜と思いながら、花冷えのする日に、七分咲きくらい?になった桜の花を一人で眺めておりました。

2008年03月16日

真空管(Vacuum-tube)

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Raytheon社の真空管CK1006

今更、真空管なんて古い・・とおっしゃる方々が殆どかと思いますが、趣味のオーディオの世界では、この真空管がいまだに幅を利かせているというか、その音に魅了されているファンが多いのです。ところが残念ながら日本国内では一部の工業用真空管を除き、すでに製造をやめてしまった経緯があります。一方、諸外国(特に、中国、ロシアなど)ではまだ製造が行われており、それらがオーディオ用として電力増幅や電圧増幅に使用するために販売されています。

国産の真空管は優秀だったという声も少なくはないようで、過去に製造されたデットストックによる新品の真空管は高価な価格で今でも取引されています。

さて、これらの真空管を使い、好きな音楽を再生させようということで、次期メインアンプの構想を立てているのですが、まずは見た目も重要ということで、上の写真にあるような整流管を使い、ちょっと変わった真空管で実現させてやろうと考えています。真空管アンプの場合、使用する球にもよりますが、プレートには250Vから1,000V前後の直流を印加してやる必要があり、交流をトランスで昇圧し、それを整流しなければなりません。その整流には一般的にシリコンダイオードを使うことが多いのですが、それでは面白みが無く、やはり整流管を使いたがるのがマニアックなところかもしれません。

以前は、5AR4などの優秀な傍熱タイプの国産整流管がありました。個人的には5U4及びそれらの仲間になる直熱タイプの整流管はあまり好きではなく、突入電流(ラッシュ・カレント)等の影響を受けて真空管内部で放電し、整流してくれないことも多々経験したことから、整流管を使う場合には必ず傍熱タイプの双2極真空管(いわゆる全波整流回路方式)を採用しています。

今回採用しようと考えている「CK1006」という真空管(整流管)は、冷陰極管とも呼ばれ、ヒーターが不要な整流管で、動作時にはプレートが紫色というか、フジ色に輝く特性を持っている球です。(実験の様子がこのサイトで紹介されています)

また、以前テレビ東京のWBSで紹介された欧州では有名なオーディオテクネという会社さんが製造販売しているオーディオアンプの一部の機種にも採用されているようです。

この球の欠点というか短所として、ノイズの問題が取り沙汰され実験報告がされているようですが、この問題を解決するために、整流した後に、更にシリコンダイオードでリップルを除去してやる方法があり、それを整流回路に採用しようと考えています。ただ、一般的にあまり使用されていない球なので、その寿命も分らず、何時イカレテも良いためのポカヨケ的な発想です。

オーディオアンプは見た目も重要で、そのデザイン如何によってはつまらない物に見えてしまうことから、或る意味では非常に重要な要素であると個人的に考えている次第です。さて、電力増幅を何で行うか・・と考えたのですが、WE300Bは一般過ぎて面白くないということから、敢て今回はWE350Bを使用したアンプを作ってやろうと考えています。このWE350Bは米国のWestern electric社が過去に製造したビーム管で、現在ではもう製造されていない球です。これをUL接続で使用するか、はたまた、そのままビーム管として動作させるかは今後の課題です。更に、ドライブ管の選定もあるのですが、それぞれに供給するB電源もある程度は安定させてやる必要があり、これを定電圧放電管で実現し、オレンジ色に光る豪華絢爛な(派手過ぎかも?)アンプに仕立てようと目論んでいるのです。そんな部分はツエナー・ダイオードでも容易に実現出来るのですが、そこが面白いというか、素人的な発想かもしれません。