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2008年02月27日

ISO/DIS 9001:2008

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【ISO/DIS 9001国際規格案の表紙】

年度末も近づき、何かと忙しない今日この頃です。今年の話題のひとつに「ISO9001:2008規格」の改訂発表があることはどうやら間違いなさそうなんですが、そんな中にあって職場にあるDISを読んでいて気がついたことに触れたいと思います。この規格案書籍はJSAのサイトで購入出来ます。

ISO9001:2008は追補版という形で発行されることが決定されているようですが、このDISを読む限りは明確化されたとは言え、追加要求事項とも受け取られ兼ねない記載が随所にあることから、FDISにて何らかの修正が行われるか、叉は追加要求事項としてより明確化されるのではないか・・と個人的には考えております。(投票が終わっているので何とも申し上げられませんが・・・)

例えば、規格案の「1.適用範囲」における「1.1一般」においては、Regulatory Requirementが明確に記載定義されており、従来のa)項及びb)項に「法令」という用語が追加されています。すなわち、ISO9001を適用する組織においては、法令・規制要求事項の順守(遵守)は絶対的であることが要求されており、これに違反すると不適合になるということでしょう。

昨年から続く相次ぐ「偽装」についても、法規制の範囲内にあることから、偽装を行った場合などには即座に重大な不適合とみなされ、審査登録機関各位等の判断によっては認証(認定)取消しという厳しい処置が行われるかもしれません。

それに加えて、今までどちらかと言えば曖昧(いい加減)であった「アウトソースの管理」がより明確化され、組織の品質マネジメントシステムの中で「定めること」が要求されています。従来は、「明確にせよ」というのが要求事項でしたが、その曖昧さを払拭したように思われます。従って、組織のアウトソース管理について、それらの方法などを定め文書化せざるを得ないのかもしれません。

ISO/TS16949:2002規格では、供給者管理(供給者の品質マネジメントシステムの開発)について、2006年12月にIATFが「SI 5 06」として要求事項を追加・変更していますが、それにより近くなったということが言えるでしょう。

先般発生した数多くの食品問題等も踏まえて、商社であってもより一層の供給者(アウトソース)管理が要求されますし、認証する、しないに関わらず、最低限本品質マネジメントシステム活動の必要性が消費者各位から求めれることは当然かもしれません。

このISO/DIS 9001は、ISO/FDIS 9001として発行され、再度検討され、その後にIS版として正式な規格発行が行われます。その時期は本年10月とも言われていますが、関係者各位様におかれましては規格動向には十分御注意願います。

2008年02月15日

JASO規格

デザイン家電 Sharper Image Online Shop(シャーパーイメージ)

最近多くの組織各位様から御質問を頂戴する中で「AEC-Q100」に関する事項が結構多いようです。このAEC-Q100という規格は、米国ビッグ3のメンバーによって設立されたAECにおいて定められた半導体等に関するストレス評価試験方法であり、各種の評価グレードが存在しています。また他には「SAE J 1879」という規格も過去には適用されていたこともありました。ただ、この評価試験方法はその基準が古く、現在のような半導体製造技術においてはコストアップそのものに繋がっていることもあって、適用・実施するのを躊躇される組織各位も多いように聞き及んでおります。また、この評価要求事項はISO/TS16949:2002規格には含まれておらず、また引用、参照もされていません。あくまで顧客固有の要求事項としての位置付けにあり、サプライヤー各位への任意の要求としての選択肢となっています。

そのような中にあって、JASO(Japanese Automobile Standards Organization)規格において自動車搭載用の半導体における評価規格を制定しようという動きもあり、注目されています。このJASO規格は自動車部品関連製造業各位様にあまり知られていないことも多く、この機会に是非とも知っておいて戴きたい事項でもあります。このJASO規格は、財団法人自動車技術会で販売されていますので、自動車部品製造各位様は一度ご覧になることをお勧め致します。

JASO規格の位置付けとしては、ISO規格の下位レベルにJIS規格があり、その下に本規格が存在していると認識・御理解して戴ければ宜しいのでは・・と思われます。

参考リンク
(1)社団法人日本自動車工業会(略称:JAMA)におけるレポート「No.99 自動車技術の標準化」
http://www.jama.or.jp/lib/jamareport/099/index.html

(2)自動車技術分野における標準化戦略
http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g10831h10j.pdf

(3)ジェトロ・リンク集
http://www3.jetro.go.jp/ttppoas/collection/auto/gov.html



2008年02月09日

Integrated amplifier

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【Integrated amplifier McIntosh MA7000】

朝から小雪が舞っていたが、お昼近くになって本格的に降り出したようだ。それこそ「余寒」を肌で感じるような日かもしれない。今週の業務を整理し、メールをチェックしていたら新しいプリメインアンプがリリースされたことを知った。どれどれという貧乏人の「やじ馬根性」もあって、早速その仕様をチェック。

見た目はというと、何だかMCシリーズのメインアンプのようだ。しかも従来シリーズのMA6900と比較すると、その質量が約10Kgも増えている。トランスか、はたまた他のパーツか・・は分らないが、移動やセッティング時などに腰を痛めてしまいそうな重さかもしれない。

この手のアンプは比較的使いやすく、お気軽に家庭などでも使用することが出来るが、軽自動車の1台くらいは購入できてしまいそうなくらいにお値段がとても素晴らしいため、決してファミリー価格とは言えない。公式サイト等の発表によれば、米国で$7000.00。日本ではそれに加えて多種多様な金額がON(設定追加)されるために、標準販売価格が100万円前後になるかもしれないが、これはあくまで個人的な想定。

メーカーサイトの発表(一部を抜粋)によれば、
The new MA7000 stereo integrated amplifier is the largest and, at 250W per channel into 8, 4, and 2 ohms, the most powerful integrated amplifier McIntosh has ever offered.

It features an ultra-low distortion preamplifier section supports two balanced and four single-ended line-level inputs plus an ultra low-noise, high-gain phono stage that provides enough gain to accommodate medium to high-output MC cartridges in addition to MM cartridges. The amplifier includes two sets of switchable, balanced preamplifier outputs for easy system expansion. Also a 5-band equalizer on the front panel guarantees the range of adjustment necessary to extract the maximum sound quality from a wide variety of audio sources and software along with two wattmeters which provide visual recognition of amplifier status for an additional measure of protection.

ということで、今更MMやMCの対応は不要という方もいらっしゃるかもしれないが、レコードファンにとっては嬉しい機能かもしれない。能率の悪い大型のスピーカーシステムを駆動するにはちょっとパワー不足かもしれないが、音圧レベルの比較的高い95dB以上のスピーカーであれば問題は無いかもしれない。

また、従来どおりプリとメインのアンプ部分が切り離せる機能があり、自作の球アンプ等の駆動用としても重宝する。それに加えて外部機器へのパワーコントロール機能を装備しているために、このアンプのパワーのON/OFFと同期して他のオーディオ機器の電源コントロールが可能になっている。ただ、何故パワーコントロールに「1/8インチ」のステレオミニプラグを使用したのかがよく理解出来ない。通常で有ればモノラルプラグで十分機能は果たせるはず。

附属しているリモコンもテレビのリモコンのような多機能を有しているようで、CDのコントロールも可能となっているようだ。ただし、同社のCDプレーヤーを意図しているために、他社のCDプレーヤーの制御が可能か否かは不明。電源容量は100Vの商用ラインで8Aが要求されている。ただ、このメーカーの特徴として、スタンバイモードにおける待機電力が他社と比較しても少ないのがせめてもの救いかもしれない。

参考リンク
(1)米国のMcIntosh御本家サイト
http://www.mcintoshlabs.com/default.aspx

(2)株式会社マッキントッシュ・ジャパン
http://www.mcintoshlabs.jp/

(3)MA7000オーナーズマニュアル(PDFファイル)
http://www.mcintoshlabs.com/data/manuals/MA7000_Owners_Manual.pdf

2008年02月03日

Readiness Review(レディネスレビュー)

アコースティックウェーブミュージックシステムII

関東では積雪、名古屋は朝から小雨が降り、寒い節分の日となりましたが、日曜日ということもあって、それなりに人出もあるようです。

弊社・小職が御支援業務を担当させて戴いております顧客企業様が、今月中旬に、ISO/TS16949規格の「Readiness Review(レディネス・レビュー)」、すなわち第一次審査を迎えようとされています。当該企業様は既に御存知なので、これからISO/TS16949を構築し、審査に臨もうとされておられる組織各位様に、Readiness Reviewとはどのような事が行われるのかをまとめてみました。

このReadiness Reviewでは、各種の文書及び記録の確認とサイトツアーが主体となり、不適合等の指摘は行われませんが、それなりの緊張感があります。勿論、このReadiness Reviewに入る前には品質マニュアル等のチェックが行われますが、その結果等もこの審査で報告されることになります。

Readiness Reviewで審査(確認)される事項の概要
(1)TS16949の認証取得要件を満たしていることの確認
(1-1)顧客が自動車サプライチェーンの中に存在していることの確認。
(1-2)TS Subscribing Customers、すなわちTS16949の認証取得やそれへの適合を要求する顧客が明確化され、それらのCustomer Specific Requirementが明確になっていることの確認。
(1-3)顧客に提供・供給しているすべての自動車用製品(部品)が、組織の品質マネジメントシステムに含まれていることの確認。
(1-4)製品(部品)の納入実績が12ヶ月(1年)以上あることの確認。

(2)内部監査の実施状況についての確認。
(2-1)すべてのサイト及び支援サイトにおける内部監査結果の確認。シフト操業があれば、それらのシフトを含めた内部監査結果の確認。
(2-2)プロセスアプローチによる内部監査の実施確認(12ヶ月の運用実績が内部監査対象となっていることの確認を含む)。
(2-3)CSR(顧客固有の要求事項)が内部監査で行われており、それに適合していることの確認。
(2-4)内部監査において指摘された事項において、それらの是正処置がすべて完了していることの確認(完了とは、是正処置確認を含む)。
(2-5)内部監査員の適切性の確認(内部監査員登録リスト)。

(3)マネジメントレビューの実施結果の確認
(3-1)最新12ヶ月の品質マネジメントシステムの運用実績に対するマネジメントレビューが実施されていることの確認。
(3-2)内部監査結果のレビューが含まれていることの確認。
(3-3)12ヶ月以内に実施されていることの確認。

(4)運用実績確認
(4-1)顧客満足及び/叉は顧客苦情の状況確認。
(4-2)KPI(Key Performance Index)すなわち主要な指標の傾向の確認。
(4-3)要員各位におけるMotivation and Awarenessの測定指標の確認。
(4-4)製品実現プロセスにおけるパフォーマンス実績の確認。
(4-5)供給者管理の確認(品質実績等、PPAPを含む)。

以上のような内容(概要であり、審査登録機関によっては各種確認内容が追加される場合があります)を確認し、次回の初回審査(第二次審査)が予定どおりに実施可能か否かの確認を行うことになります。このReadiness Reviewにおける結果によっては、主任審査員の判断により、初回審査が延期される(提案)場合がありますので、準備や確認を入念に行っておく必要があるでしょう(90日ルールにも要注意)。また、初回審査に向けての準備として、焦点エリアの確認も行われます。

【参考】
ISO/TS16949における審査では、運用実績として最低でも12ヶ月の運用パフォーマンスが要求されますので、これから構築をしようとお考えの組織各位様は、そのあたりの計画についても十分御配慮をお願いしたいと存じます。

ウェーブミュージックシステム

2008年02月02日

Wi-Fi(ワイファイ)

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【スピーカーが猫の遊び場になってしまっています】

最近、ワイファイ(Wi-Fi)という言葉をよく聞くようになった。それはどういう意味なのかというのをちょっと調べてみたら、Wi-Fi Allianceという組織によって、無線LAN機器間の相互接続性を示す名称、ブランド名らしい。そこで早速、このWi-Fiについて自宅でそのシステムを構成するにはどうしたら良いかを検討した。このところ、パソコンは申し上げるまでもなく、各種のゲーム機器や電話及び家電製品にまでこのWi-Fi機能というか対応が可能となっているために、自宅で容易に無線LANが構築出来る。これは煩雑なLANケーブルから解放されるので言うこと無し。

以前、HDLC(High level Data Link Control)やPolling/Selectionなんていう制御方式をちらりと仕事で活用・利用したことがあるが、これらの基本的な考え方はOSIが提唱する「ネットワーク・プロトコル」から成り立っている。すなわち、下記のような各層に展開される。

・アプリケーション層
・トランスポート層
・ネットワーク層
・データリンク層
・物理層

これらは、最下位層の物理層を最下位レイヤーとし、上位へ行くほどレイヤー層の数字が上がる。Wi-Fiはこの中のデータリンク層に該当する。上記で述べたHDLCもこのデータリンク層に該当する。さて、そこでWi-Fiの実現化の手段として、そのベースステーションともなる機器を「Time Capsule」にし、実現しようと考えているがどうなることやら・・・

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