2008年はどうなる?
【猫に年末・年始は関係ないようです】
今年も今日で終り、新たな年がやってくる。来年はISO9001の小規模な改訂(追補版発行)が行われるが、それと共に各種のセクター規格の改訂・発行も行われるので関係各位様は各種の情報には要注意です。例えば、AS9100(JIS Q 9100)規格の改訂(追加要求事項)は次のようにアナウンスされており、現状では2008年11月に発行予定となっています。
(1)「5.2」項への追加要求事項
製品品質とオンタイムデリバリーにおけるそれらのパフォーマンス測定要求事項及びそれらの計画(目標)未達成時における対応計画(是正処置等)を要求。
(2)「8.2.1」項への追加要求事項
顧客満足度におけるデータ収集及びそのデータの監視し、監視結果における不備等の是正を解決するためのアクションプランの作成と実施を要求。
(3)「7.1」項への追加要求事項
・「7.1.1」項
プロジェクトマネジメントの活動要求。これは、ISO/TS16949におけるAPQPに相当する活動内容を要求。
・「7.1.2」項
リスクマネジメント活動の活動要求。
・「7.1.3」項
形態管理(構成管理)を7項へ移動。
(4)「7.」項全般への追加要求事項
キー特性が拡張要求。これはEssentialとも呼ばれ、ISO/TS16949における”特殊特性”に相当すると考えて差し支えないでしょう。
(5)「7.4」項への追加要求事項
供給者(サプライヤー)管理に関する各種の追加要求。
(6)「7.5.1」項への追加要求事項
初回製品検査を8項から7項へ移動。また、製造プロセス、文書、治工具作成の妥当性評価の実施要求(必要時には再実施)を追加。参照フォーム
(7)「7.5.1.4」項への追加要求事項/明確化
作業移管管理の明確化を要求。移管作業に関する計画及び管理に関するプロセスの要求を追加。
以上、おおよその内容をピックアップしましたが、これは現時点で判明叉は予想されている内容であり、場合によっては変更になる可能性も残されています。規制規格でもあるISO13485はそんなに変化は無いものと思われますが、ISとして随時追加・改訂しながら制定されてきたISO/TS16949規格についても何らかの見直しがあるかもしれません。