試聴記
知り合いのオーディオショップさんから試聴できるとの連絡を頂戴し、時間もあったことから、このCDプレーヤーを試聴しに出掛けた。ここ最近はSACDも結構出回るようになってきて、現在使用しているCDプレーヤーではそれに対応していないために、どんなものかな?・・という興味もあって以前から試聴してみたかったこともある。国産の機器も各社出揃っているが、国産の嫌いな側面として、すぐにモデルチェンジしてしまうことだろうか。それに比べ、諸外国のメーカーの製品はあまり外観モデルチェンジをすることも無く、中身だけを変えていくという個人的には好きな手法・スタイルなので、どうしてもそちらの方の選択肢に傾いてしまう傾向がある。
試聴に使用したプリ及びメインアンプ類はFM ACOUSTICSと呼ばれるスイスのメーカー、そしてスピーカーは現在使用している上位機種にあたるavantgarde MEZZOを使用した。
【白いホーンが魅力的なavantgarde MEZZO】
聴いた感想としては、従来機種の861等と比べて、音域の広がりと奥行きに随分幅が出たという感じがする。音の濃さはピカイチで、これならばJAZZを好んで聴く私のような音楽嗜好の方々にはピッタリかもしれない。このワディアというメーカーは米国製ということもあって、どちらかと言えばクラシック音楽よりも、JAZZやBLUESが主流のお国柄故の特性が顕著に出ているという印象を受けた。
また、SACDの再生も何の問題も無く、トレイに挿入したCDを自動判別・識別し、それぞれに対応した動作をする。試聴に使用したソースは、88レーベルを主に聴いたが、どれも素晴らしい。また、ボーカルもその定位・音像がはっきりしていて、その場に居るような臨場感を味わうことが出来るのは申し上げるまでもないだろう。ただ、試聴に使用している各種の機器が超一流のハイエンド・オーディオ機器ということもあって、そのあたりのバランスも重要なのかもしれない。

