3.定義
ISO 9001規格で定義されている以外に、次の用語があります。
「キー特性」
原料、材料、環境、工程、部品等の特性であって、そのバラツキが製品の組付け、性能、耐用年数又は生産性に重大な影響を与えるものを意味します。 キー特性については、AS 9103 Variation Management of Key Characteristics(SJAC 9103「航空宇宙 キー特性管理」)を参照願います。
・キー特性の管理手順の概要
具体的な特性としては、寸法、機能、表面処理膜厚、熱処理強度等が挙げられる。
管理手順としては、組織各位が決定することになるが、ここでは事例を記載する。
段階 |
手順 |
| 1.キー特性の選定 |
・顧客固有の要求事項及び/又は組織において決定する |
| 2.品質計画書への反映 |
・工程の特定
・計測対象の決定と手順書等の作成 |
| 3.データ収集 |
・データ記録の収集 |
| 4.管理図等の作成 |
・管理限界を決定する |
| 5.工程能力の検証 |
・顧客要求等によるCpkの評価(Cpk>1.88) |
| 6.工程の継続的な監視と検証、評価 |
・工程が管理され、工程能力が維持されていることの確認
・管理限界値を超えた場合の対策と改善
・管理図等による監視における偏りの是正 |
| 7.工程変更の管理 |
・4M変動及び上記1.〜6.の繰り返し |